子育て、インナーチャイルド育て

海外での子育て&私の産後うつ記録

うつを通して、握りしめていた思いを眺める①

うつ症状が続いていた今までのことを振り返っている。

 

自分でもありえないぐらいの感情が溢れ出した。

旦那にしばしば暴言を吐き、罵り、食ってかかった。

悲壮感を漂わせる日々が何日も続いた。

 

今振り返って見ると、

そのトリガーとなる瞬間があったように思う。

 

例えばこうだ。

 

朝になると旦那が子供を連れて、

ドアを閉めて寝室に行ってしまう。

そして私は朝ごはんを黙々と作る。

そして朝ごはんができたら旦那は出てきてご飯を食べる。

 

その状況になると、

なんとも言えない悲しみや怒りが溢れてきて

ネガティブな感情を抑えることができなくなっている自分がいた。

 

旦那は私の顔を見ると

子供が泣くからそうしていたようだが、

私はそれがすごく嫌だった。

 

あれはなんだったのだろう?

なぜそれがあんなに嫌だったのだろう?

自分に問いかけて見る。

 

「どうせ私は一人ぼっち」

「どうせ私は仲間はずれ」

 

とても小さな私が

とても悲しそうに

体育座りでうずくまって

そうつぶやいていた。

 

そう、

さっきのあの状況は

私のこの思いを刺激するようだった。

 

ーなんで一人ぼっちだと思うの?

両親は私のことなんて見てくれてないんだよ。

親の頭の中には私のことなんて全くない。

親の関心はいつもお金のこと、外のことばっかり。

だから私は心が一人ぼっちなの。

同じ屋根の下にいるのに、一人ぼっちなの。

 

ーなんで仲間外れだと思うの?

親はいつも私のすることを否定する。

親はいつも私のすることをけなす。

私が中国で仕事していた時も

いつも中国は貧しい国だろう?

なんでそんな貧しい国に行ったんだ?と何度も言った。

 

親はいつも私のことだけをのけ者にする。

だって、この前は私だけを置いて

みんなで食事に行っちゃったんだよ。

ひどすぎるでしょう?

 

小学校ぐらいの出来事と、その時に抱いた思い。

何十年も経過しているのにもかかわらず

未だに私の中にまとわりついているようだった。