子育て、インナーチャイルド育て

海外での子育て&私の産後うつ記録

2回目の病院

月曜日に病院に行った後

子供のミルクの飲みが明らかに悪い。

数日前からは咳も気になった。

 

ここ数日は

普段飲む量の半分以下まで落ち込んでいた。

一日に200mlを割ることもあって

私は内心、とても焦っていた。

 

1〜2時間置きにミルクやお水をあげようとするが

鼻が詰まって気持ち悪いのか

すぐに哺乳瓶を離してしまう。

何度も哺乳瓶をあげると子供も嫌がってグズグズ…。

フルーツやミルクに浸した食パンをあげたりと

色々と工夫を凝らすが、食べたり食べなかったり…。

子供を床におけばハイハイして危ないところに行くわ

鼻水が垂れれば気持ちが悪いだろうと拭うと

また機嫌が悪くなってグズグズ。

ずっと抱っこしていれば、家事は何もできず…。

おっぱいで寝かす間は

また何もせずひたすらじーっとしているしかない状態…。

 

2時間置きにミルクを作っては20mlぐらいの

ちょこっとを飲んでは捨て、

作ってはちょこっと飲んでは捨てることの繰り返し。

密室でこんなやりとりが延々と繰り返されると

本当に気が狂いそうになる。

いや、すでに私は狂っているのかもしれない。

 

そんな繰り返しで数日が経つのだが

オムツもあまり濡れていなく

どんどんと不安がつのっていた。

 

旦那にそのことを言っても

「子供の機嫌がいいから大丈夫だろ」

とのんきな返答ばかりで

真剣に取り合ってもらえない。

 

それでもいつもの半分以下で

なかなか飲まないと旦那に言うと

「じゃあスプーンであげろ」と一言。

私は思った。

なら、一週間でもいいから

お前がワンオペで全部やってみろ…と。

 

こんな心ない言葉を聞くたびに

私は心はどんどんと冷えていくようだった。

 

一日の間に、こんなにもたくさんのことが起こり

こんなにも焦りや不安や恐怖が入り混じったような

複雑な感情を抱えて過ごしているのに

一番近くにいる人が

こんな他人事な言動に、私は本当に失望する。

 

それはまるで、現場を全く見もしない

把握しようともしない上司の

机上の空論を聞いてるかのような腹立たしさのようだっだ。

 

また、常に子供を見て状況を把握しているのは私なのに

私の意見には全く耳を傾けようとしない。

こんな他人事な彼の態度に

私はいつもいらだっている。

 

こんなやりとりが繰り返されるうちに、

私は自然と彼と目を合わせていない自分に気づいている。

今はもう彼と心を通わせたくないのだろうと思う。

 

しかし、今日は子供の体のことでもあったし

どうしても我慢ができず

そのことをぶつけたが

やはり真剣に受け取ってもらえない。

 

そんなタイミングで

先日、会う約束していた友人から

子供を気にかけてくれるメッセージをもらった。

子供が熱で会う約束をキャンセルしたので

心配してくれていたようだった。

看護師をしている彼女に

少し状況を伝えると

すぐに急患に行った方がいいと言われた。

 

私もそれで確信し

このまま放置するよりは

もう一度急患にかかって安心した方が良い。

そう思って、もう一度強く旦那に言った。

 

それに対して旦那から出てきた言葉といえば

「急患に行ってどうなるのいうのだ」

私はその言葉を聞き、頭に血がのぼった。

 

「数日様子を見てこの状況なのに

 このまま何もせずに放置して

 脱水症状になったらどう責任取るの?

 そうなってからじゃ遅いんじゃないの?

 あなたは医者でも何でもないし

 あなたが判断することじゃない!」と強く訴え

とりあえずどうでもいいから病院に連れて行け!と言った。

 

彼はまるで

私が面倒な仕事を増やしているかのような

明らかに面倒くさそうな態度だった。

その態度にもう一度私は失望した。

 

病院に連れて行って

ミルクの量やオムツの回数を伝えたが

とりあえず顔色も悪くないので

問題はないということだった。

 

それでも私は納得ができず

じゃあ、何日あと様子を見るのか?

鼻が詰まってミルクが飲みづらそうなのに

何も対策はないのか?

脱水症状と判断する基準は何なのか?

事細かに質問して帰ってきた。

 

病院に行ったことよりも

こんな旦那とのやりとりに心身ともに疲弊しているし

心がすり減っている…。

 

また、それに加え、病院に行っても

言葉が思うように伝えられない自分にもどかしさを感じた。

改めて、海外での子育ての難儀さを痛感した1日だった。

 

あぁ、また明日も今日と同じことが繰り返されるのだろうか…。

そしていつ終わるのだろうか…。

 

とりあえずは寝よう…。