ご縁
子供と近所の散歩をすると
かなりの頻度で会うドイツ人のママさんがいる。
あまりにも何度も遭遇するので話をしてみると
私が住んでいる場所の
一本道路の先に住んでいるとのこと。
今日も公園で会ったので、一緒に遊んだ。
彼女は旦那さんの駐在でこちらに一時的にいるようだ。
二人の子供がいて、旦那さんは朝早くから仕事に出かけるので
どうやらワンオペ状態。
友人や家族がいないし、英語もなかなか話せないとのこと。
聞けば聞くほど、似たような境遇の人だなぁと思った。
彼女はドイツに早く帰りたいと言っていた。
その気持ちは痛いほどよく分かる。
しかし、彼女との違いがあるとするならば
私は帰る場所が日本にあるという感じは
していないということかもしれない。
それにしても、
これはどう考えてもご縁だなぁと思う。
言葉はうまく話せなくても
なんとなく通じ合う感じがある。
それと、こうやって私の子供が小さな頃から
色んな国の人たちと接触していることは
私個人的にはとても嬉しい。
幼い頃から色んなカルチャーの人と接することで
「人と違うからおかしい」と差別する意識はなくなり
「人と違うからおもしろい」と
好奇心を持つ子供に育ってもらいたい。