子育て、インナーチャイルド育て

海外での子育て&私の産後うつ記録

ざわつく

旦那の前妻との子供がシドニーにいて

定期的に会いに行っているのだが、

私たちの間にも子供ができてからは

私の心がとてもざわついている。

 

前回、生後3ヶ月にも満たないとても大変な時、

彼は何のヘルプも準備せず、

そして私に何の相談もせず

(相談と言うよりも一方通行の通知に思えた)

私の反対を押し切って、3日間家を空けたことがある。

 

私はこの時、彼への信頼は全くなくなった。

そしてこの頃からうつ症状がひどくなったように思う。

 

あの時のことを振り返ってみると、

心身ともに大変だと言うことを

彼は全く持って感じていないように思った。

私のことを全く無視しているように感じた。

私があれだけ反対したのにも関わらず

押し切って行ってしまった時、

私は完全に見捨てられたと感じていた。

それはとても強い痛みと悲しみを伴っていて

心身ともに殺されたような、そんな絶望感があった。

 

今も正直、その時の痛みを拭うことは難しい。

 

あの時の痛みを思い出すのはとても辛いが

私はなぜあんなにも半狂乱になってしまったのだろう。

今、私は当時のことを振り返って眺めてみる。

 

ーなぜ辛かったの?

一緒に子育てをしていて

毎日過ごしているパートナー。

いつも隣で一緒に過ごして

唯一信頼している旦那が

私の反対を押し切って行ってしまったことが

裏切られたような感じがした。

 

ー本当はどうして欲しかったの?

今回は行かないで欲しかった。

もっと子供が大きくなって

子供と私の状態が落ち着いてから

行って欲しいと思った。

でも彼は自分のことを優先して

私の反対を押し切って行ってしまった。

私は彼にとても失望した。

私は完全に見捨てられたと思った…。

 

どうも私は

「見捨てられた」「辛い」と言う言葉に

感情が反応しているようだった。

そして体の反応としては

喉の部分がキュッと締め付けられるような感じがする。

 

以前に学んだことのあるEFTという手法を使って

潜在意識の部分に潜ってみた。

 

すると、幼稚園ぐらいの時、

母が妹の出産のため、

私は親戚の叔母さんの所に預けられた。

 

私は妹が生まれるという状況は全く分からず

ただ急に親戚のところに預けられたような

そんな感じがしていた。

 

その時のあるワンシーンがふと甦る。

 

階段にちょこんと座り、

電話口で父と話している私。

 

親戚の家での慣れない場所での生活。

でも我慢するしかない状況…。

 

ある日、父と電話をした時に

緊張の糸がほどけたかのようだった。

 

でも私は寂しいということがなかなか言えず、

喉がつかえている感覚があったように思う。

それは、さっきの喉の締め付けの感覚とよく似ている。

 

あの頃、私は黙ってただ

電話口でしくしく泣くしかできなかった…。

 

あぁ…そうか。

私にとってとても大切だと思っていた人が

急に離れてしまったことに対して

あの頃の私は、

とても深い痛みと悲しみを感じていたんだった…。

 

あの時の両親のことも

今の旦那のことも

私にとって、

ずっとずっと大切な存在だと思っていたんだ。