子育て、インナーチャイルド育て

海外での子育て&私の産後うつ記録

非二元のお話会

今日はインターネット上でお話会に参加した。

非二元に関する観点からのお話会だ。

(非二元に関する説明はこちら

 

主催者は以前にロンドンでの心理学講座で

お世話になった講師の溝口あゆかさん

 

2013年にこの講座を受講したのだが

今では人気講師になってしまい、

オンラインのお話会でも

100人近くの人たちが集まっていた。

 

お話会は冒頭であゆかさんが

「ダイレクトパス」という手法の誘導をしてくれた後、

主に質疑応答だった。

 

他の人たちの質問を聞いていると、

自分の体験に基づくものというよりは、

本で見たものに対する

思考寄りの質問が多かったように感じて

あまり集中することができなかった。

 

今日は私も質問をしてみた。

私は思い切ってリアルでガチな質問を。

 

もうすっかり人気講師になってしまったので

私のことなど覚えていないかなぁと思ったが

覚えててくれて嬉しかった。

 

最近の私のうつ症状に関することと、

自分を眺めるということについて質問をした。

 

具体的には、

非二元という概念はある程度分かっていたものの、

出産してから今まで、私はうつ状態にいて、

感情の荒波にどっぷり呑み込まれてしまい

正直、自分を眺めるということは到底できなかったこと、

また、旦那に暴言を吐いてしまったり

頭でわかっていながらも止められない

かなりの暴走状態にあること、

今はカウンセリングなどを受けていることも話した。

 

あゆかさんの回答としては、

今は大脳やホルモンなど

体に大きな変化が起こっているので、

その状態で自分を眺めるというのは無理があるので

「カウンセリング」よりは「セラピー」の方が

より有効だとのアドバイスをもらった。

 

「カウンセリング」と「セラピー」の区別が

どういうことかというと、

カウンセリングは対話ベースで、

セラピーは体に直接、働きかけるものとのこと。

 

カウンセリングの場合、大脳に働きかけるため、

今の私の状況の場合、

それよりは体に直接働きかけるセラピーの方が

適しているということだった。

 

また、あゆかさんはセラピストでもあるので

セラピストとして抗うつ剤での治療について

どう考えているかということも質問した。

 

回答としては、対処療法にあたるものであり、

根幹治療ではないという回答だった。

 

なぜならば、抗うつ剤というのは

うつという「症状」をただ抑えるというだけであって、

うつが引き起こされた原因がどこにあるのかというのは

扱っていないとの見解だった。

 

また根幹治療ということであれば、

うつが引き起こされた潜在意識にある思いに

アクセスするのも良いということで、

あゆかさんが育成しているOADセラピスト

適しているということも言ってくれた。

 

なるほど…納得。

 

かといって、

抗うつ剤を全否定しているということでもなく、

風邪で本当にしんどくて痛みを和らげるために

痛み止めを利用するように、

本当にひどい状態を緩和させるために

抗うつ剤を飲むこともありなのではないか?

ということだった。

 

他にもらったアドバイスとしては、

その(うつの)状況に対して

「手放す」「諦める」「サレンダー」「降参する」

ということだった。

自分はまだまだ抵抗している部分が多く

手放せるのかどうかはピンとこなかったが

心に留めておこうかと思った。

 

今日は思い切って質問をして

セラピストのプロに具体的なアドバイスをもらえて

本当に良かったと思う。

 

私は今、先日のブログでも書いたが、

フラワーエッセンスと鍼を融合させた治療をしているので

とりあえず治療の方向性は間違っていなかったかなぁと

再確認することができた感じがした。

 

また、各自の症状や状況にあった

セラピストやカウンセラーを探すのは容易ではない。

なので、このようにアドバイスをくれる

セラピーのコーディーネーターの人がいると

いいのではないかなぁと思った。